上田太洋

 

1977       東京生まれ

2004.3 東京造形大学 造形学部 絵画専攻 版表現コース卒業

2005.3 東京造形大学 造形学部 絵画専攻 研究生修了

 

個展

2018.4      「上田 太洋展 “4567” 」アートモール

2003.10 「Ueda taiyo」東京造形大学

2002.10 「Ueda taiyo」東京造形大学

 

グループ展

2008.6 「ハーベスト 原健と 165 + 1 人の仕事」(東京/八王子)

2005.5 「UNISIO」文房堂ギャラリー(東京/神田)

2005.1 「P/8」小野画廊

2004.1 「ZOKEI展」東京造形大学

2003.5 「HAN-do」文房堂ギャラリー(東京/神田)

2001.10 「絵画の感覚」(004) 東京造形大学 CSF

 

賞歴

2003.12 「第28回全国大学版画展」収蔵賞

2003.6   「第13回ART BOX大賞展」入選

2002.12 「第27回全国大学版画展」収蔵賞

2002.6   「第12回ART BOX大賞展」入選

2002.8      「トーキョーワンダーウォール2002」 入選

2001.9   「三浦美術館大賞展」入選

 

パブリックコレクション

2003 東京造形大学

2003 町田市立国際版画美術館

2002 町田市立国際版画美術館

 

作品について

 私の平面作品は抽象的なパターンの集合体に埋め尽くされています。

 1997年「plaster figure」(図面1)がきっかけで抽象的なパターンの集合体の作品が生まれました。当時の私は自分が自分ではない感覚、自分の感覚に自信が持てない日々がつづいていました。その感覚は外部からのルールが無意識の部分まで浸透し縛られている自分であることに気づきました。それを踏まえその感覚を打開するために1997年「plaster figure」(図面1)の制作は自分が信じてきたもの従ってきたものを意識的に排除し、自分がルールを設けるということでした。ルールは具象的なモティーフから自分のフィルターを通した抽象的なパターンを抽出し平面を構成するということです。結果、自分の世界を定着させることに成功しました。

 現在は自分のルールに対して1つのレイヤーとして扱い、任意の色のレイヤー、マチエル(材質)のレイヤーを融合させ外部(世界)に対して平面作品を通じて追求しています。

 

図面1